閉鎖的になりがちな住宅ショールームを既存建物の特徴的な開口部に注目し、内外連続する回廊を挿入することで、街のランドマークとなるような開かれたショールームとなることを目指し、提案を行いました。

一般的な注文住宅やハウスメーカーのショールーム・展示場は、本気で家を購入する際しか縁のない場所で、敷居が高く、購入したら縁のない場所となっています。 「暮らしを開く」をテーマに、社会へ積極的に発信していこうという住宅メーカーの拠点として、住環境にまつわるライフスタイルを発信する場所を計画し、暮らしのアイデアを求めた人が自然と訪れたくなるような、街にひらけた広場のようなショールーム「 NOBLE PLAZA 」を提案します。

NOBLE HOME を表現する “ひらく” 思いを込めた “O の字” のロゴに応答した建物内外をつなぐ回廊空間と、余白の広場は、多様な活動を受け入れる場所となります。

学び、創造、発信する場所として、社員一人一人が広場を活用方法を考え、運営することで、「 NOBLE PLAZA 」が “より良い暮らし” に興味を持った人が何度でも訪れたくなるような、宇都宮の街に開かれた居場所となることを目指します。