学生の宿泊施設の計画。

森の中の駐車場だった空き地に対して、広場を作るように、くの字に折れた配置計画とした。自然環境に溶け込むように水平な建物とし、パブリックな部分と宿泊部屋の個室とで高さの異なる2枚の屋根で構成した。柱は地場産の木材を丸太のまま使用し、木造らしいダイナミックな架構によって、子供たちの記憶に残る印象的な空間を目指した。

別荘地特有の湿気、積雪に対して高床のフロアレベルとし、子供達の多様な活動の場となるように広場に向けて縁側テラスを設け、緩やかな階段を計画した。