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中町の路地 / 中町テラスハウスの改修
竣工:2025.03
敷地:東京都世田谷区
用途:住宅
規模:地上2階 地下1階
構造:木造,一部RC造
改修面積:78㎡
1988年竣工のテラスハウスの一住戸の改修。敷地は世田谷区中町、大通りから入った川沿いの路地奥に位置する。テラスハウスの一角の住戸を、核家族向け3LDKの間取りから、新しい住まい方に合わせたおおらかな軌跡を持つ住宅へ更新した。
街から住宅街、テラスハウスの建築群、住戸へとスケールが段階的に縮小していく建築の特徴に着目し、街から緩やかに連続する空間性に面白さを感じ、今回の計画ではその路地的な特性を建物内部へと引き込むこととした。階段や廊下の仕上げを外部から内部へと連続させることで、街と住まいの関係を緩やかにつないでいる。
施主はアメリカでの暮らしの経験から、よりおおらかな暮らしに応答する柔軟な住まいを求めていた。
物件調査時に印象的だったこととして、建物群がつくる路地と白い外壁の風景が、大きな開口部を介して内部からも感じられた一方で、濃色の窓枠や床仕上げが内外の断絶を生んでいた点がある。そこで、大きな窓と窓枠に着目し、初めて敷地を訪れた際に見えた青白い建物群の風景から抽出した青色を差し色のキーカラーとすることで、内外の風景が連続する白く明るい空間へと更新した。
主な操作としては、2階は間仕切りを取り払いLDKをひとつの大きな空間とし、ロフトの床を一部解体し縦のつながりを加えることで大きな気積と光の広がりを獲得した。1階は、かつてクローゼットで分割されていた主寝室と客間を一室とし、大きな引戸によって必要に応じて仕切ることのできる柔軟な空間とした。窓はペアガラスへと更新し、断熱性能も大幅に向上させることで、現代の仕様に合わせ快適な住環境を整えた。
テラスハウスの一角から街を感じ、スケールを横断するような重層的な暮らしが実現することを願って計画した。





・既存建物




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